【旅技】Aviosとは – アビオスの使い方、価値、貯め方をポイ活初心者向けに分かりやすく解説
Avios(アビオス)とは、ブリティッシュ・エアウェイズやフィンエアー、カタール航空などで使えるマイル=ポイントのことです。特典航空券への交換や航空券代の割引に利用できるということで、一時帰国や長期休暇で欧州内旅行などする機会の多い方には特に、イギリスでポイ活するならアビオスは絶対にお勧め。
この記事では、Aviosとは何かを初心者向けにわかりやすく解説し、使い道・価値・貯め方まで基礎から丁寧に紹介します。
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アビオス(Avios)とは
Avios(アビオス)とは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイレージプログラム、ブリティッシュ・エアウェイズ・クラブで使われるポイント(マイル)の単位です。
| マイレージプログラム=ブリティッシュ・エアウェイズ・クラブ(British Airways Club) |
日本の航空会社では日本航空JALや全日空ANAが「マイル」という名称を使いますが、ブリティッシュ・エアウェイズでは同じ役割のポイントを「アビオス」と呼びます。
| ポイント=マイル=アビオス(Avios) |
ブリティッシュ・エアウェイズと書くと長くなるので(少し古風ですが笑)、以下、英国航空と書きますね。
現在のアビオスは英国航空だけのポイントではなく、イベリア航空、エア・リンガス、カタール航空、フィンエアーなどでも採用されている共通ポイント通貨です。
元々は英国航空のポイント通貨でしたが、2011年に英国航空がイベリア航空と合併したことで、イベリア航空のポイント通貨もアビオスとなりました。ちなみにこの合併により誕生したのがIAG: International Airlines Groupという多国籍航空持株会社です。数年後、エア・リンガスというアイルランドの航空会社がIAGによって買収、これをきっかけにエア・リンガスでもアビオスが採用されています。
その後、2022年にはカタール航空がQマイルから、2024年にはフィンエアーが従来のフィンエアー・プラス・ポイントからアビオスに変更しています。
また、ポイント通貨が統一されていることからも分かると思いますが、各プログラム間でAviosを相互に移行できるため、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、エア・リンガス、カタール航空、フィンエアーのアカウントを横断的に、効率よくポイントを活用できるという利点があります。

アビオスは何に使えるの?
基本的には他の航空会社でもアビオスの使い途は同じようですが、この記事では僕がイギリスに住んでいるため、一番馴染みのある英国航空での制度について紹介しますね。
なお、他の航空会社については、各社が独自に運営しているマイレージプログラムで規定されていますが、特典航空券への交換など基本的な使い途は共通しています。
アビオスの使い途、まずは何と言っても、
| 特典航空券に交換できる♡ |
これが一番の魅力。
特典航空券の取得は、アビオスと現金を併用することも可能です。
| 特典航空券の交換時、アビオスが足りない場合は現金併用可能♡ |
また、現金で購入する航空券の一部を、アビオスで支払うことも可能です。
特典航空券に必要なアビオス数は、こちらの記事に詳しくまとめています。
| 現金払い時、航空券代の割引が可能♡ |
その他、座席指定や、預け入れ荷物の追加や座席アップグレード等にも利用できますし、機内での飲み物などを購入する時にアビオスを利用することもできるんですよ。
| 座席指定、座席アップグレード、機内販売にも利用可能♡ |
アビオスの価値ってどれくらい?
良いことずくめのようにみえるアビオス。ポイ活が趣味の人にとっては苦にならない新たなポイントの管理ですが、そうでない人にとっては、ポイント制度を新たに加えるのは結構気が引けるもの。
実際にどれくらいの価値があるでしょうか。
アビオスの価値は一概に固定されているわけではありませんが、一般的には1アビオスあたり約1ペンス程度が目安とされています。ただし、実際の価値は使い方によって大きく変わるのが特徴です。

特に価値が高くなりやすいのは、特典航空券への交換です。例えばヨーロッパ域内の短距離路線では、少ないアビオス数で航空券を取得できることが多く、現金で購入するよりも高い価値で利用できることがあります。イギリス在住の場合、ロンドン〜欧州各都市のフライトで活用しやすく、実用性の高い使い方と言えるでしょう。
実際に、特典航空券で、日本往復ビジネスクラスに乗ることもできましたし、その他、欧州内でも頻繁に特典航空券を利用、お得で快適な旅行を楽しんでいます。
| 特典航空券のアビオス価値 ビジネスクラス > プレミアム・エコノミークラス > エコノミークラス |
一方で、航空券代の割引や機内販売などに使用する場合は、1Aviosあたりの価値がやや低くなる傾向があります。そのため、アビオスを最もお得に使いたい場合は、特典航空券への交換を優先するのが基本とされています。
なお2025年12月に、特典航空券に必要なアビオス数は改定されましたが、距離や時期(閑散期・繁忙期)によって変動する点は以前通りです。ポイントも、インフレーションの影響があるので、いつまでも貯めすぎても良くないんですよね。
アビオスとマイルの違い
日本在住時に、日航のJALマイレージバンク(JMB)や全日空のANAマイレージクラブの会員になっていたという方も多いのでは。特に、日航はワンワールドに加盟しているので、JMBのマイルを貯めている場合は、そのまま英国航空利用時もJMBに加算することも可能なんですよね。
アビオスの良いところは複数の航空会社で共通して採用されているポイント通貨のため、プログラム間で移行したり、用途に応じて使い分けることができる点。イベリア航空、エア・リンガス、カタール航空、フィンエアーを利用することが多い方や、これら航空会社での特典航空券を取りたい、という場合にはすごく便利です。
イギリス在住の方であれば、英国航空の飛行機利用以外でもポイント(アビオス)獲得の方法が豊富なので、まずは会員になっておくことをお勧めします。
| 英国航空のブリティッシュ・エアウェイズ・クラブの会員登録は無料 登録はこちらから(公式サイト)。 |
アビオスの貯め方
アビオスは飛行機に乗らないと貯まらないと思われがちですが、実際には日常生活の中でも貯める方法が豊富に用意されています。特にイギリス在住の場合、日本在住時より圧倒的にアビオスを貯めやすい環境が整っています。

飛行機に乗って貯める
まず基本となるのは、英国航空をはじめとしたワンワールド加盟の各航空会社での飛行機利用による積算です。
新たににブリティッシュ・エアウェイズ・クラブに入った方であれば、ブルー会員から始めることになります。ブルー会員の場合、加算されるアビオスは、
| 基本運賃1ポンドごとに6アビオス |
簡単ですね。注意すべきは、航空券代=基本運賃ではない、ということ。単純化すると下記のような式です。
航空券=基本運賃+税金+空港関連料金+燃料サーチャージ
会員がブロンズ、シルバーと上がっていくと、この係数が7、8というふうに上がるのでより多くのアビオスが貯まる、という仕組みです。ちなみに僕はというとシルバー会員です。
ブロンズ、シルバー、ゴールドなどの上級会員になるための条件は、下記に詳しく解説しています。
オンラインでの買い物やクレジットカード利用貯める
また、クレジットカードの利用や提携サービスの活用でもアビオスを貯めることが可能です。イギリスではアビオス提携のクレジットカードやショッピングポータル、ホテル予約サイトなどが充実しており、日常の支払いを通して効率的にポイントを積み上げることができます。
| 英国航空の運営するオンラインショッピング British Airways eStoreへはこちらから |
お勧めのクレジットカードについては、別記事で詳しく解説しています。
アビオスはこんな人におすすめ
ここまで説明してきたように、アビオスは使い方を理解すると非常に実用性の高いポイント通貨です。特にイギリス在住の方にとっては、日系航空会社のマイレージプログラムよりも日常的に活用しやすい場面が圧倒的に多いのが特徴です。
普段は格安航空会社(LCC)の利用が中心、という方も多いかもしれませんが、一時帰国では、英国航空はじめワンワールド加盟航空会社を利用する機会も多いのでは。
日本行きを就航しているワンワールド加盟航空会社
| 日本航空 | 東京まで直行便 |
| 英国航空 | 東京まで直行便 |
| フィンエアー | ヘルシンキ経由、東京、名古屋、大阪 |
| イベリア航空 | マドリッド経由、東京 |
| カタール航空 | ドーハ経由、東京、大阪 |
| キャセイパシフィック航空 | 香港経由、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡 |
| マレーシア航空 | クアラルンプール経由、東京、大阪 |
また、イギリスを拠点に、カタール航空、フィンエアーなどを利用する機会がある方にとっても、共通ポイント通貨として貯めて使い分けができる点は大きなメリットです。
アビオスを共通ポイント通貨として採用している航空会社
| 英国航空 |
| フィンエアー |
| カタール航空 |
| イベリア航空 |
| エア・リンガス |
飛行機利用だけでなく、クレジットカードや日常の支払いでも貯めやすいため、イギリス在住者は特にポイントを貯めやすい環境と言えます。
一方で、飛行機にほとんど乗らない方や、主に日系航空会社のマイルを中心に貯めている方の場合は、優先度はやや下がるかもしれません。自身の渡航状況に合っているか、確認してみてください。
まとめ
Avios(アビオス)とは、ブリティッシュ・エアウェイズをはじめ、フィンエアーやカタール航空、イベリア航空などで使える共通のマイル型ポイント通貨です。日本のJALやANAの「マイル」と基本的な仕組みは似ていますが、複数の航空会社で共通して貯めて使える点が大きな特徴です。
特典航空券への交換を中心に活用でき、特にヨーロッパ在住者にとっては、欧州域内の短距離フライトなどで実用的に使いやすいポイントと言えるでしょう。フライトだけでなく、クレジットカードや日常の支払いでも貯めやすいため、イギリス在住の場合は日本在住時よりも活用の機会が多いのも魅力です。
まずは無料で会員登録をしておき、日常生活の中で少しずつ貯めながら、自分の渡航スタイルに合うか試してみるのがおすすめです。
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