【旅技】在英邦人向け、海外旅行保険選び – 日本との違い・銀行の附帯保険を総まとめ

この記事はこんな人にお勧め

イギリスに住んでいて、定期的に日本へ一時帰国で帰っている
イギリス国内はじめ、ヨーロッパ内での旅行にもよく出かける
海外旅行保険、日本との一般的な違いが知りたい
旅行保険を選ぶ際、何に気をつけるべきか知りたい

イギリスで生活するようになって、ヨーロッパ諸国へは勿論、日本への一時帰国もするので、日本にいた時より海外に行くことが増えました。

そこで気になるのが旅行保険。海外での治療費、旅行取り消しや中断の補償、手荷物や携行品損害への補償、賠償責任など、もしものために備えておきたいですよね。実際、日本への一時帰国中に病院へ駆け込んだことがあるのですが(過去記事に補償請求に流れをまとめています)、旅行保険に入っていたため、補償を受けることができました。

先日も、在英邦人の友達と海外旅行保険の話になったので、この機会に、ちゃんと整理してみようと思います。

後で詳しく説明しますが、日本と異なり、イギリスの特色は、銀行各社から充実した保険商品が出ていること。どの銀行とお付き合いするか、とも関係するので、イギリスでの新生活を始める方や、近く住宅ローンを組むつもりという人にも是非、目を通してほしい記事です。


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目次

銀行口座に附帯の旅行保険
チャレンジャーバンクでも旅行保険
旅行保険、選ぶ時に気をつけること

銀行口座に附帯の旅行保険

イギリスで銀行口座を開設している、またはこれから開設するという人に是非おさえておいて欲しいのは、各銀行から、旅行保険の商品が提供されているということ。多くの場合は、月額いくらかを払うことで補償が受けられる、というものです。

多くの大手銀行は、旅行保険のみではなく、ロードサービス(AAやRACが提供 、日本でいうJAF)、携帯電話(スマホ)保険など、他の特典をまとめて「パッケージ」にしているところが特徴です。また、保険対象者が口座開設者本人だけでなく、家族も含まれるので、各銀行が提供している保険内容を確認してみてください。

 Barclays Bankバークレイズ銀行の Travel Pack(トラベル・パック)

バークレイズ銀行で口座(current account)を開設しているなら、Travel Packを追加することで旅行保険が附帯されます。月額14.50ポンドで、旅行保険と、RACによる車の不調、故障時の対応が含まれます。

詳細は公式サイトで確認してください。

Lloyds Bank ロイズ銀行のPlatinumプラチナ口座

ロイズ銀行の普通口座を開設しているなら、毎月の利用料を支払ってプラチナ口座にすると海外旅行保険が附帯します。月額22.50ポンド(2025年12月時点)とかかりますが、旅行保険以外の特典も多いのが特徴(AAによる車の不調、故障時の対応や、携帯電話・スマホの保険など)。

詳細は公式サイトで確認してください。


その他、NatWest、Royal Bank of Scotland、Bank of Scotlandなど他行にも同様のパッケージがあるようです。リンクを貼っておきますね。

NatWest

Reward Platinum account

Royal Bank of Scotland

Reward Platinum

Bank of Scotland

Platinum Account

自動附帯で追加料金なし、HSBC(香港上海銀行)の旅行保険

HSBCだけは他の大手銀行と異なる戦略のようです。HSBCは、収入や残高に応じて口座のランクがあるのですが、上からふたつ目にあたる、プレミアPremier口座を持つことができるなら、月々の賭け金ゼロの旅行保険が附帯しています。プレミア口座の条件は、HSBCの公式サイトで最新情報を確認してください。

チャレンジャーバンクでも旅行保険

イギリスに来たばかりで、銀行はいわゆるチャレンジャーバンクを主に利用しているという人にも旅行保険を追加することができます。

Monzo Travel Max

月額17ポンド~。口座開設者以外に家族も加えたい場合は追加料金が必要です。より詳しい情報は、公式サイトを参照してください。

Revolut Metal, Ultra

イギリスでレボリュート開設した方は(日本で開設した場合は対象外)、メタル、ウルトラ口座保有者は旅行保険がついてきます。口座開設者本人のみに適用です。

メタル口座:月額14.99ポンド
ウルトラ口座:月額55ポンド

より詳しい情報は、公式サイト、公式アプリを参照してください。

知っ得情報

レボリュートですが、2024年7月に、英国において「制限付き銀行免許(authorised with restrictions)」を取得し、銀行として営業を始めるための準備期間(mobilisation period)に入っています。この準備が完了すると、既存のRevolutアカウントを英国の銀行口座として利用できるようになる予定とのこと。厳密にはチャレンジャー「バンク」とは言えないのですが、保険以外にも多種多様な事業を組み込んでいて、ますます目の離せないフィンテック企業だと思います。

実際に利用したeSIMについてはこちらの記事にまとめています。
既に多くの人が利用している両替機能については、こちらで詳しく説明しています。

旅行保険、選ぶ時に気をつけること

加入期間

日本では、海外旅行の都度毎に保険をかけるというのが主流ですが、イギリスでは基本的に年間保険でかけるように設計されています。そのため、例えば新年を日本で過ごし、夏休みにスペインへ行き、ハーフタームではオランダへという計画の場合、一度加入した保険がこれら全てに適用されます。

ですので、一度加入したら毎月保険金をかけ続けるのが基本です。最低加入期間が6ヶ月などと規定されていますので、加入する前に十分吟味してください。

自己負担額

英語でExcessというのですが、補償を受ける際、保険会社によって自己負担金額(例えば100ポンド)がそれぞれ設定されています。100ポンドまでは自己負担、治療費や修理代などがそれ以上になった場合、その分の金額が補償される、という方式です。

対象年齢

保険により、対象者の年齢が70歳まで、75歳まで等規定されています。また、子供の年齢にも規定があり、18歳を超えると就学しているか否かで適用が決められています。また、旅行中大人が同行していることが条件のところもあるようです。

対象期間

多くの場合、口座の種類が上位になるほど保険内容も優遇されていますが、対象期間も31日まで、60日までと様々です。保険によっては、追加料金で延長も可能なようです。一時帰国で2ヶ月日本へ行く、などという場合、自分の保険が31日以上対象としているか、確認してくだい。

対象地域

逆に、口座の種類やパッケージの種類が下位になるほど、対象地域が狭まるようです。旅行先がヨーロッパ内だけだという場合は、全世界対応でないものを選ぶことで月額をおさえることができます。

本記事は、筆者の経験に基づく一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービスの利用を推奨するものではありません。
加入条件や補償内容は変更される場合がありますので、必ず最新の公式情報をご確認のうえ、ご自身の判断でご利用ください。筆者は金融アドバイザーではありません。

本記事が、海外旅行保険選びの参考になれば嬉しいです。

合わせて読みたい

クレジットカード附帯の旅行保険と比較検討したいという方。アメリカン・エキスプレスのプラチナはいかがでしょうか。年会費が高いという印象があるかもしれませんが、その他多くの特典をうまく使うことができれば、それだけの価値があるカードだと思います。実際に使ってみて分かった、カードの特徴や特典はこちらの記事でまとめています。


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