【旅行記】イタリア流アプレスキー|北伊山間地の郷土料理とボルミオ温泉で息抜き

スキーで体を動かした後の楽しみを、アプレスキーと言って、スキー休暇を比較的長期でとる欧州人はゲレンデで過ごす時間と同じくらい大事にしているようです。昨年訪れたシャテル(旅行記はこちら)では、チーズ料理に舌鼓を打つ人達を多くみかけましたし、バーも夜遅くまで賑わいを見せていました。


ボルミオスキー休暇の旅行記はこちら


アルプスで味わうイタリアの食

今回はイタリアということで定番のピザやジェラートはもちろんですが、これまで試したことのない地元ならではの料理も楽しみにしていました。

ピッツォッケリ(蕎麦を使ったパスタ)や、ラディッキオというイタリアのチコリーを使ったグラタンのような料理、ハーブリキュールのブラウリオなど、郷土のお料理やお酒が豊富にあり、さすがはスローフード発祥の国なだけあります。

今回ボルミオをお勧めしてくれたイタリア人の友人が教えてくれた、地元で人気のケーキ屋さんも、甘さ控えめで木の実や木苺の風味が豊かなケーキが最高でした。

イタリアの温泉リゾート

その友人がもう一つ勧めてくれたのは、なんと、温泉でした。歩道に雪もなく、寒さもそれほど厳しくなかったので、ホテルの方が教えてくれた通り、町はずれのテルメ・バーニ・ベッキまで、歩いて行ってみることにしました。暫く田園風景の中を進むと、ウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」に見紛うような建物が現れます。

こちらは、テルメ・バーニ・ヌービ(新温泉)のあるホテル。今回はテルメ・バーニ・ベッキ(旧温泉)を予約したので、もう少し先まで歩きます。ステルビオ国立公園の中に入り、最後は急な山道を登り切ると、旧温泉のホテル建物が目の前にどんと現れました。

日帰り入浴(5時間制)を前もって予約していたのですが、結構長いような気がしたので、昼食をつけることにしました(別途受付で支払い)。温泉だけでも、ローマ時代の古代浴場のようなものから、勢いよく流れ落ちる滝のような打たせ湯、屋外プールのような巨大浴槽、薄暗い洞窟の中の温泉と、多種類あるうえ、その他にサウナや休憩室がそれぞれ何部屋もあり、結果、5時間は丁度良い長さだったと思います。遠景に映える雪山をぼんやりと眺めながら、昨日まではあんなに標高の高い場所で滑走していたのになぁなどと思いつつ、とにかく全力でゆっくり過ごすことに決め込みます。

ビュッフェ形式の昼食以外に、カクテルタイムもあって、食事も飲み物も十分な分量でした。お腹を空かせるためにも、ボルミオの町から歩いて来たのは正解だったと思います。温泉ということで、写真が撮れなかったためここで様子を紹介することができません。公式サイトのリンクを貼っておきます。

もし移動が苦にならなければ日中はスキー、夜は温泉ということもできるわけで、日本でよくあるスキーと温泉の組合せが、イタリアにもあるということが、感動的でした。教えてくれた友人に感謝です。

お役立ち情報

テルメ・バーニ・ベッキ(旧温泉)では、昼食は12時半から15時まで、カクテルタイムは16時から19時です。昼食はビュッフェ形式のものと、コース料理のものとあるそうです。カクテルタイムは入浴料に込みで、おつまみも種類豊富でした。

とにかく温泉を楽しみたい方であれば昼食はつけなくても良いかもしれません。時間制で定員があるようです。早めの予約の方が入浴料は安くなっているようです。

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