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【宿泊記】ヒルトン・ソレント・パレス – ベスビオ山を望むソレントの大型リゾートホテル

4月の終わり、イタリアのナポリ、カゼルタ、ソレントを巡る週末旅行に出かけてきました。本当なら昨年秋に訪れる予定だったのですが、諸々の事情で今年に延期。その分、レモンの花が香り、新緑が美しい最高の季節に訪れることができました。日本からはゴールデンウィーク、欧州内からはメーデーの連休旅行先としてもおすすめの時期です。

ナポリで1泊(宿泊記はこちら)した後に向かったのは、ソレントの高台に建つヒルトン・ソレント・パレス。ソレント中心部から徒歩圏内にありながら、雄大なベスビオ山の眺望や、レストラン、バー、広大な庭園、開放感のあるプールを備えた南イタリアらしいリゾートホテルです。

実はこのホテルに宿泊するのは今回で2度目。初めて訪れたのは2019年でしたが、当時はまだブログを始める前だったため宿泊記を書いていませんでした。客室から眺めたベスビオ山の景色が忘れられず、「いつかもう一度泊まって記事にしたい」と思っていたホテルでもあります。

今回は、客室や朝食、ラウンジ、館内施設の様子とあわせて、ナポリ空港やナポリ中央駅からの詳しい行き方も紹介したいと思います。


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ヒルトン・ソレントへの行き方|ナポリ空港・ナポリ中央駅から

空港から

ソレントに一番近いのは、ナポリ空港(正式名称は、ナポリ・カポディキーノ国際空港)。ここからソレントへは、バスが出ていますので、これに乗るのが一番便利です。

バス公式サイトはこちら

但し、時刻表を見ても分かるように、あまり本数が多くありません。それに加えて、入国審査が予想外に時間がかかることもあるので注意が必要です(宿泊記】デ・ボナール・ネイプルズ・キュリオ・コレクション|ベスビオ山を望むナポリのブティックホテル参照)。

もし、直行バスの時間に合わない、という場合は、ベスビオ周遊鉄道を利用するのが便利です。空港からナポリ中央駅へ行くバスに乗り、ベスビオ周遊鉄道に乗ってください。

空港から駅までは、4kmほどと、それほど遠くありませんから、もし、空港バスが混んでいる場合や、待つ時間が惜しい場合はタクシー利用も検討してください。

バスは、ソレント駅前のバスターミナルに到着します。そこからホテルまでは徒歩15分程。途中から坂を登って行くので、荷物が多い場合はタクシーが良いかもしれません。

鉄道駅から

トレニタリア利用でイタリア主要都市からナポリ入りする場合、ナポリ中央駅が起点となります。ここから、ベスビオ周遊鉄道(Circumvesuviana)のナポリ・ガルバルディ広場駅Napoli P. Garibaldi駅へは駅内の表示に従ってください。徒歩で行ける距離です(両駅は隣接していますが、名前が違うのです)。

時刻表はこちらから。

さて、このベスビオ周遊鉄道。20年程前、学生時代に欧州周遊した時にナポリにも立ち寄りましたが、その時から大きく変わっていないようです。当時からくたびれた感じの設備で、特に車輌によっては空調も怪しいことも。また、時間帯によっては地元の方々の利用で混み合うこともあるので、荷物が多い場合や確実に座りたい場合は、カンパニア・エクスプレスの利用がお勧めです。

公式サイトはこちら

事前予約が必要ですが、ナポリ駅到着時刻が読めない場合は、当日駅に行って、購入でも良いかもしれません。エクスプレスと言うものの、ソレントまでの所要時間はあまり変わらないようです。ですが、座席指定制かつ、荷物置き場もあるので、快適性は保証されるかなと思います。

ソレント駅でのカンパニア・エクスプレス切符売り場は、1階のキオスクです(写真下)。2階の窓口は、通常の切符しか取り扱いないのでご注意を。

ソレント駅からホテルへは、上記空港からを参照してください。

客室紹介|果樹園に面したガーデンビューの客室とベスビオ山の眺望

ヒルトン・ソレント・パレスに到着。昨晩泊まった「デ・ボナール・ナポリ・キュリオ・コレクション」とは対照的、かなり大型のホテルです。ホテルのロビーからしてかなりの規模であることが想像できるのではないでしょうか。

事前に、ダイヤモンド会員ということでアップグレードのお知らせをいただいていました。もともと予約していたのは、ツイン・スーペリア(Twin Superior)でしたが、案内されたお部屋は、お庭側(Triple Superior Garden View)のお部屋。ソファーをベッドにすれば、3人まで泊まれるようです。

浴室には浴槽もあって広さも十分。

到着したのが夜だったため、その日は気づかなかったのですが、翌朝カーテンを開いてびっくり。窓の外にはテラスがあって、そこからホテルの果樹園までもたったの数歩です。ホテルのテラスに座って、果樹園を見ながら静かに過ごした朝のひとときが忘れられません。ソレントと言えばレモンですよね。

因みに前回来た時は、ベスビオ山が目の前に見える部屋にしてもらえたので、その時の写真を載せておきますね。このお部屋から眺めた、ベスビオ山の雄大な姿は滞在から数年経った今も心に刻まれています。もし、これが目的でソレントを訪れるなら、海側のお部屋シー・ビュー(sea view)で予約を取ることをお勧めします。

とは言え、眺めの良いお部屋はやはりお高め。この後朝食紹介のところでも書いていますが、朝食会場からもこの眺めは存分に楽しめるので、予算を考慮しながら決めていただければと思います。

大型ホテルなので団体客利用も多く、予約も結構早くから埋まっていくように思います。自分たちは、昨年の秋(2025年10月頃)に日程を変更して今年の春(2026年4月)にしましたが、半年先でも既に週末を中心にかなり埋まっていた記憶です。旅行が決まったら、是非早めに予約することをお勧めします。

朝食紹介|ベスビオ山を望むレストランで楽しむ南イタリアの朝食

このホテル、なんと言っても朝食会場が凄いんです。目の前にドンと現れるベスビオ山。こんなに気持ち良い景色を目の前にしていたら、食事が数倍美味しく感じられます。

イタリアのハムやチーズが楽しみという方も多いのでは。ハム類では、ナポリサラミ(Salame Napoli)、ブレザオラ(Bresaola)という牛肉の生ハム、プロシュット・コット(Prosciutto Cotto)という加熱ハムが、チーズ類では、チリエジーネ・ディ・モッツァレッラ(Ciliegine di mozzarella)、リコッタ(Ricotta)、パルメザン(Parmesan)が置いてありました。

地元産の食材を集めてた所もありましたよ。野菜や果物は鮮度も抜群、ハム、チーズも上記以外の種類のものが置いてありました。お腹いっぱいで、お菓子まで試せなかったのが心残りです。

Treccia Sorrentina:編み込み状のモッツァレラチーズ
Insalata di Pomodori:トマトサラダ
Fagiolini:さやいんげん
Arancia a Fette:オレンジ
Pancetta con Finocchietto:フェンネル風味のパンチェッタ
Caciocavallo:南イタリアの熟成チーズ
Torta Cioccolato e Pere:チョコレートと洋梨のケーキ
Pasticciotto con Crema e Amarene:カスタードクリームとアマレーナチェリー入りのパスティチョット(プーリア地方の菓子)

一番驚いたのは、お味噌汁と白米(といっても、インドの長粒種)が置いてあったこと。わかめが多めです。お味は・・興味本位で食べてみましたが、やはり口に合いませんでした。

ラウンジ紹介|ダイヤモンド会員特典とカクテルタイム

2019年に泊まった時は最上階にあったという記憶のラウンジですが、今回は朝食会場と同じ階に移動していました。

カクテルタイムは、小鉢料理をつまみながらお酒がいただけるようになっていて、夕食前に立ち寄っていかれる方が多くいたように思います。

それ以外の時間帯も、コーヒーや紅茶などと一緒にお茶請けもあって、いつでも寛げる空間になっていたのでホテル滞在中に是非覗いてみて。

屋外プール・庭園・屋内施設紹介

泳ぐにはまだ早くてプールには入りませんでしたが、地形を活かした屋外プールは、階段状になっていて、かなりの大きさ。この時期のイギリスからくると、南イタリアの日差しは最高に気持ち良く、しばらくプールサイドで日光浴を楽しむことができました。

客室のテラス前にある果樹園に出てみて気付いたのですが、このホテル、かなりの大型リゾートホテルです。果樹園から直接は繋がっていないようなのですが、ガーデンパーティーなどもできるかなり広めのお庭(公式サイトによると3500m2)があり、その奥にはパデルコート(テニスと似てるけど、スペイン生まれのラケットスポーツ)も2面見つけました。

屋外プールが閉鎖中の11~3月は、屋内プールが開放されているようです。古代ローマの浴場のように見えなくもないですよね。

お役立ち情報|アマルフィ海岸・カプリ島観光の拠点としても便利

ソレントは街歩きも楽しいのですが、アマルフィ海岸やカプリ島観光の拠点としても使いやすい街です。

アマルフィ海岸方面へ行く場合は、ソレント駅前のバスターミナルから路線バスが出ています。ポジターノやアマルフィへ向かう観光客も多く、時期によってはかなり混み合いますが、レンタカーがなくても主要な街を訪れることができます。

また、カプリ島へもソレント港から高速船が運航されています。所要時間は20〜30分程。日帰りでも十分楽しめる距離なので、時間に余裕があれば足を延ばしてみるのも良いかもしれません。

アマルフィ海岸沿いにも素敵なホテルはたくさんありますが、宿泊費はやや高め。その点、ソレントはホテルの選択肢も多く、レストランや商店も充実しています。ナポリからの経路も比較的分かりやすいので、初めて訪れる方にも拠点として使いやすい街ではないでしょうか。

まとめ|ヒルトン・ソレント・パレスはこんな人にお勧め

ヒルトン・ソレント・パレスは、ソレント中心部から徒歩圏内という便利な立地にありながら、果樹園や広大な庭園、段状に広がる屋外プールなど、南イタリアらしいリゾート気分を存分に味わえるホテルでした。

特に印象的だったのは、やはりベスビオ山を望む景色です。客室や朝食会場から眺める雄大な山の姿は、このホテルならでは。前回宿泊した際に見た景色が忘れられず、今回再訪した理由の一つでもありました。

また、大型ホテルならではの充実した施設も魅力です。プールサイドでのんびり過ごしたり、ラウンジでひと休みしたり、果樹園を散策したりと、観光だけでなくホテル滞在そのものを楽しむことができます。

ソレントはカプリ島やアマルフィ海岸観光の拠点としても便利なのですが、「ホテルでゆっくり過ごす時間も大切にしたい」という方にもぴったりでしょう。

私自身、7年ぶりの再訪となりましたが、ソレントはまた訪れたい魅力的な街ですね。次に訪れる時は、もう少し長めの日程で、プールや庭園を眺めながらゆっくり過ごしてみたいと思います。


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