【旅行記】チェコはビールだけじゃない!プラハで飲む地場産ワイン

チェコといえば、ピルスナーなど喉越しの良いラガービール、そして芳醇な味わいの黒ビールですよね。

前回チェコを訪れたのは2004年頃。当時は学生だったこともあり、飲むのはもっぱらビール。チェコでワインを飲んだ記憶はほとんどありません。そして、値段も凄くお手頃でした。当時の為替ですが、1杯100円位で買えたんですよ。経済成長によりチェコの物価が上昇したことに加え、昨今の円安のため、今から思うとちょっと信じられないですよね。

今回、久しぶりに訪れたプラハでは、なんと貴重な地場産のワインを試してきましたよ。チェコのお酒文化の一端を紹介したいと思います。


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プラハ市内にも葡萄畑が

プラハ出張中、市街地のすぐ近くでたまたま見つけた葡萄畑。プラハと言えばビールの印象しかなかったので、突然目の前に広がる葡萄畑にびっくりしてしまいました。

小高い丘の斜面いっぱいに葡萄の木が並び、その中には農家風の小さなワインバーもあります。

折角なので、こちらで休憩することに。

ここで醸造されたという白ワインを選んでみました。

景色も素晴らしく目の前に広がるトロヤ城のお庭を見渡すことができました。

「チェコ=ビール」と思っていた自分にとっては、本当に意外な光景でした。

後から調べてみると、チェコのワイン産業は、国の南東部、オーストリアやスロバキアに近いモラヴィア地方。チェコの葡萄畑の大部分がこの地域に集中しているそうです。

一方、プラハを含むボヘミア地方にも規模は小さいながらワイン産地があるそう。今回訪れたこの葡萄畑はその1つなんですね。

植物園の中にある「聖クララ葡萄園」

プラハでは2番目に大きな葡萄畑で、800年の歴史があり、面積は3.5ヘクタールあるそうです。現在は1万6500本のブドウを栽培していて、種類はヨーロッパで見られる伝統種が選ばれているとか。リースリングRieslingや、ピノ・グリPinot Gris、ミュラー・トゥルガウMüller-Thurgauなどは、確かに近隣諸国でも目にする品種です。

このワイナリー、今は植物園の中に位置していて、大変珍しいと思います。植物園の入場券が必要です。公式サイトはこちらからどうぞ。入場料は大人180CZK(チェココルナ)です。植物園には複数入口があるようですが、下記のグーグルマップに示している所が便利だと思います。

気候変動で変わるチェコワイン

近年の気候変動はチェコのワイン造りにも変化をもたらしているようです。もともと比較的冷涼なチェコですが、気温の上昇によって葡萄が成熟しやすくなり、栽培に適した地域や品種にも変化が起きる可能性が指摘されています。これまで白ワインの主だった産地でも、将来的には赤ワインに適した条件が広がっていく可能性もあるそうです。

今住んでいるイギリスでもイングランド南東部にワイン畑が増えてきていて、以前は冷涼で葡萄栽培に適さないような地域がワイン産地になりつつあります。

プラハのワイン。ビールだけではない、チェコのお酒文化に触れてみたい方にとてもお勧めです。植物園の訪問と合わせて訪れてみてください。

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